普段は自分でレポートに取り組まなくてはいけないので、そのモチベーションを保つのはハードルが高いです。家の手伝いやアルバイトをしながら通信制高校に通っている人だと、勉強の時間を作って取り組まなくてはいけないのも、ハードルが上がるポイントになります。必然的にプライベートの時間が減ってしまいますし、放課後に友達と遊ぶといったこともできないので、そういう意味では普通の高校よりも楽しく学校生活を送るのが難しいです。しかし、久しぶりに友達と顔を合わせるのは楽しいものですし、お互いが近況を報告し合うだけでも違うものです。先生は様々なタイプの生徒を見てることもあって、基本的には寛容ですし生徒を否定することもないです。勿論、レポートをサボるようなことがあれば怒られますが、これも愛のムチだと思います。叱ってくれる人がいるのは、大人になってからそのありがたみが分かりますし、実際のところ通信制高校の先生は厳しくも優しくて、自分の人生においてかけがえのない存在になりました。振り返ってみると、こういった自分の経験は人生の糧になっていますし、楽しいことばかりではありませんでしたが、自分で道を選び進んで良かったと思っています。